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マンションリノベで何ができる?何ができない?これはOKな必殺技

自由度が高いと聞くマンションリノベーション、何でも壊してどんな間取りにでも変えられると思っていませんか?答えはNOです。


中古マンションを買って、または今住んでいるマンションをリノベーションしたい場合に

知らないまま物件を購入したり、理想の間取りを妄想していても思い描くリノベーションが出来ないことがありますよ。


そんなことを防ぐためにもリノベーション計画を進める前に、まずはマンションリノベで何ができる?何ができない?を知っておくと安心です。


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01【まずは知っておきたい「専有部分」と「共用部分」】


マンションは建物の区分所有などに関する法律に基づき「専有部分」と「共用部分」に分かれています。


「専有部分」は購入したマンションの住戸部分(自分が単独で所有できる部分)を指します。また、専有部分以外は全て「共用部分」でありマンションの住戸所有者全員で共同して利用を行います。


自分が単独で所有できる「専有部分」のみリノベーションを許可されており、共同利用の「共用部分」はリノベーションで手を加えることはできません。


それではどこまでが「専有部分」で何が「共有部分」なのか?まずはこの内容を知っておきましょう!


■リノベが出来る「専有部分」


[コンクリート構造(躯体)ではない、天井・壁・床]


※ここで言う「構造」や「躯体」はマンションを支える主要な骨組みを意味します


・構造ではない壁は撤去して間取りを変えてOK


・構造ではない天井は撤去して天井高を高くしてもOK


[住宅内部の仕上げ部分および設備、配線、配管]


・壁紙、フローリング、タイルなどの内装材の張替えや塗装工事はOK


・コンセントや照明器具の移設と増設はOK、ただし古いマンションでは電気容量が足りない場合もあるので、電気床暖房やIHヒーターの導入時は確認が必要です


・排水勾配がとれる範囲であればキッチン、浴室、洗面台の移設はOK、ただしトイレの移設は難しい場合が多いので確認が必要です


■リノベが出来ない「共有部分」


・コンクリート構造(躯体)の天井・壁・床


・梁、柱などの躯体


・玄関ドアの交換


・サッシの交換


・パイプスペース(各住戸を貫く縦方向の配管類のこと)


・バルコニーの床仕上げ変更やフェンスや手すりの交換


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02【これはできないけど、こんなことはできる必殺技特集】


リノベができる部分とできない部分の把握はできましたか?できないことが意外と多くて驚きましたか?


でも、安心して下さい。次は共有部分でリノベで手を加えることはできないけれど、工夫をすればこんな使い方もできる役に立つ必殺技を集めました。


■玄関ドア:共有部分


・ドアの交換は不可、老朽化など取替が必要な時は修繕工事で全住戸一斉に取り替える場合が多いです。


・鍵の交換、室内側のみ仕様変更は可能です。


□室内側のみ好きな色に変えてもOK


玄関ドアの色を部屋のテイストに合わせて変えたい場合や傷や汚れが目立つ場合、室内側に限り塗装やダイノックシートで色柄を変更しても大丈夫です。


塗装ではのちにぽろぽろと剥がれてきてしまうことも多いので、長く綺麗に保ちたい場合はダイノックシート仕上げをおすすめします。



事例は玄関内側にダイノックシートを貼ったイメージです。玄関ドア周辺の壁紙や床材を新しく張り替えると玄関ドアの汚れや傷が目立って見える場合もあるので、玄関ドアの内側もまとめて綺麗にすると気持ちが良い空間になりますね。


内見時やリノベ工事開始前に玄関ドア内側のチェックは必須ですよ。


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■サッシ:共有部分


・サッシをまるごと交換は不可、マンションの管理規約によってはガラス部分のみ交換可能な場合もあります。


・室内側で二重サッシにすることは可能です。結露やカビ対策に効果も高くおすすめです。防音性も高いので、車通りの多い道路に面した立地の場合などは検討されても良いですね。


□室内側なら好みの落下防止フェンスも設置OK


小さな子どもがいる家族の場合、窓まわりの安全対策も徹底が必要です。窓の内側なら落下防止フェンスの追加が可能なので安心ですね。



事例ではアイアン製の落下防止フェンスを取り付けしました。インテリアとも相性が良いデザインなので、子どもが成長してもこのままの状態で飽きること無く使用できます。


また、フェンスの隙間を細くするとペットの脱走防止フェンスとしても活用できますね。


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■バルコニー:共有部分


・床やフェンス、手すりに塗装をするなど手を加えることは不可です


・洗濯物や布団を干すことを不可とするマンションもあります


□固定しない場合ならウッドデッキや家具など設置OK


バルコニーに置いている荷物は外壁工事などの大規模修繕時に移動が必要です。その為、固定せずに簡単に移動が可能な場合のみウッドデッキや芝シートの設置は可能です。(管理規約を要確認です)



事例ではウッドデッキをバルコニーに固定せずに設置しています。部屋のような外でもあるバルコニーは居心地がよく、部屋がもう一室増えたような気分になりますね。


バルコニーに椅子を置いてコーヒーを飲んだりと、気分転換になる習慣が1つ増えそうです。


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■パイプスペース:共有部分


・排水管がおさまるパイプスペース(PS)は上下階と共有しているので位置の移動は不可です。


・点検やメンテナンス作業の為、パイプスペース内部を確認する点検口を壁に設けることが多くあります。


□動かせないけど、見せるのはOK


パイプスペースを覗いてみると意外と中のスペースに余裕がある、なんてこともあります。メンテナンス作業に必要なスペースを確保するため、しっかり空間を確保していることも。


その空間すらもったいないと感じる場合は思い切って排水管を見せることは可能です。



こちらの事例では廊下部分にある配管類を見せることに、無骨な見た目が意外と空間の雰囲気と相性が良いですね。配管類隠さずにすべて見せることで、圧迫感も軽減され空間を広く使用出来ます。



次の事例では配管の周りも洗面台としてスペースを余すこと無く有効活用しています。洗面台を突き抜けたような配管が大胆ですが、洗面カウンターを結果的に広々使えるのは便利ですね。


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■床(構造体のコンクリート床を除く):専有部分


・構造体のコンクリート床(共有部分)の上に施工する床材は専有部分だからといって何でも張れる訳ではありません。マンションでは防音の為の床上げ工事や遮音性能がある床材の使用を管理規約で決められていることがほとんどです。


・中にはフローリングを禁止するマンションもある為、事前に管理規約の内容を確認しておくと安心です


□フローリング工事がダメだからこの物件はダメ、は気が早い


物件探しにおいてこの家は良さそうだけれど、フローリングが張れないのなら諦めようかな。と早々に見送るのはまだ早いです。カーペット仕上げの床はいかがでしょうか?



こちらの事例ではメインの床材にタイルカーペットを使用しています。ナチュラルな雰囲気が抑えられ、落ち着いたトーンの部屋はすっきりとしつつもカーペットの素材感で温かみのある空間に。


タイルカーペットは汚れた部分のみ張り替えられることもでき衛生的で、床がひんやりしないので冷え対策にも効果的です。


□気になるタイルカーペットを使った事例はこちら→ブリティッシュスタイルな家[Click Here]


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マンションリノベで何ができて、何ができないか、以前より詳しくなりましたか?


リノベーション工事の細かい決まりはマンションごとの違いもあるので、兎にも角にも管理規約の確認は絶対ですよ。


また、工事で手を加える事ができない「共用部分」は住戸だけでなく共用廊下やエレベーター、駐車場なども含まれます。物件購入の際は変えられない部分だからこそしっかり確認しておくと安心です。


以上の内容を復習すると、次に検討する物件や間取りを見る目が変わってますよ。満足度の高いリノベーションの為に必殺技を是非役立ててくださいね。


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