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エコな暮らしはリノベから!気付かぬうちに節約も〈節水編〉

マイボトルやエコバックなどが暮らしに浸透してきたのではと感じる今日このごろ。

エコバックの限界ギリギリなほどの買い物をしてしまい、バックが張り裂けそうなくらいに荷物を詰めて帰るなど、慣れないうちは試行錯誤しながらですが環境に良い行動をもっと身近に生活へ取り込んでいきたいですね。

そこで今回はリノベでできるエコな暮らしを「節水」の点から紹介です。節水は節約にもつながり、家計への負担も減らします。

住んでいる家のリノベや購入した物件のリノベの際に「節水」も意識した水回り設備の選択をすることで、自分にも環境にもメリットのある暮らしになりますよ。これはチェックしないと損です!

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■トイレって思った以上に水を使っている

トイレで一度に流す水の量はどれくらいだと思いますか?15年程前から使っているトイレだと1回あたり約6〜8リットル使用しています。

2リットルペットボトルに入る水を3、4本分も一気に使っていると思うと、意外と多くの水を使っていると感じますよね。

使用する水の量は大・小の使い分けだけでももちろん節水につながりますが、節水型のトイレを使用することもエコな効果を発揮します。

節水型のトイレ(主に2006年頃以降で製造・設置)では1回あたり約5〜6リットル使用。2012年頃以降で製造・設置したトイレの場合は約3.8〜5リットル使用と、1回あたり2、3リットルも節水ができます。(※各メーカーの商品により使用量は異なります)

そして使う水の量が減ることで節約にもつながり、節水型トイレにすることで目安ですが年間約4000〜6000円の節約(4人家族で使用)ができますよ。

そこで気になる「うちのトイレは節水型?」という疑問。
節水型トイレの特徴は渦巻状に水が流れることで、少ない水で洗浄もしながら流れます。
対して旧式のトイレは水が縦方向に流れ、汚れが縦じま状に残りやすいのが特徴です。
ぜひ、ご自宅のトイレをチェックしてみてくださいね。

築年数が15〜20年程の物件でリフォームをしていない場合は、リノベのタイミングで節水型トイレへの入替も検討をおすすめします。

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■使いやすい洗面水栓は節水につながる

水栓を使う際にできる節水対策は、第一に必要以上の水の消費を抑えること。
水栓レバーが2個あるデザインや壁にハンドルが2個あるタイプの水栓は、水を止める動作の間や温度調整で水栓をひねっている間に結構水を使っています。

節水の点では操作性のしやすさから、画像のような1つのレバーハンドルで吐水・止水ができ、左右の操作で湯水の混合ができるタイプがおすすめです。

レバーハンドルは子どもでも操作がしやすく、水栓周りの水濡れも2ハンドルタイプより少ないですね。水栓をまわす動作が無いので高齢者も使いやすく、幅広い世代が使用する場所でも使用をおすすめします。

また、商品の中にはレバーハンドルをお湯側にひねる際に「カチッ」という音と手ごたえでお湯の混合(給湯器作動)を知らせるエコなハンドルもありますよ。ガス代の節約にもつながりますね。

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■お風呂では気付かぬうちに節水している

お風呂で使うお湯が給湯器の設定温度より低い気がする。故障では!?と思ったことはありますか?
実は故障ではなく「サーモスタット混合水栓」の特徴です。

聞き慣れない「サーモスタット混合水栓」とは湯水の混合量を自動調整する水栓のこと。
お湯の温度を調整するハンドルの中にあるサーモスタット部品を調整することからこの名がついています。

従来の好みの温度になるまでお湯と水の量を調整しながら2つの水栓をひねる操作では無駄になる水の量が多く、節水の為にも短時間で指定の温度でのお湯を安定して吐水するサーモスタット混合水栓が主流となってきました。この機能があることで知らず知らずのうちに節水をしているのですね。

サーモスタット混合水栓では給湯器で設定した温度のお湯に水を混ぜて吐水することで、お湯の温度を安定させています。水を混ぜるので給湯器の設定温度よりぬるく感じます。

例を挙げると給湯器の設定温度が40度の場合、シャワーの温度も40度設定にすると水が混ざることもあり、吐水されるお湯は約38度ぐらいになります。

この場合給湯器の温度を43度前後にしておくと、シャワーから40度のお湯が出ますよ。
但し、キッチンや洗面所の水栓からは43度のお湯が出るのでご注意です。

知らない間に節水しているサーモスタット混合水栓ですが、その仕組はあまり知られていないので故障と心配することがあるあるです。この機会に特徴を覚えておいてくださいね。

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■機械は節水上手な味方です

ここ数年で取り付けすることが多くなってきた「センサー式自動水栓」は、手が汚れた状態でも水栓に触れずに吐水することができる便利さが魅力的ですね。一方で従来機種に比べると高価なこともあり「ここまで自動機能に頼らなくてもいいのでは」と遠慮される方も多いのですが、節水の点では効果を発揮しますよ。

手をかざすだけのタッチレスな止水操作は動作がスムーズで楽なこともあり、止水回数が手動の水栓使用時よりも多いと言われています。子どもの水出しっぱなしがなくなったケースもあります。

また、キッチンの節水で忘れてはいけないのが「食器洗い乾燥機」の存在です。
家事が楽になるのはもちろん、節水の点でも期待ができます。
食洗機の使用水量は手洗い時の1/4から大きいサイズの場合1/9程度だと言われています。

食洗機を使用した場合、そのぶん電気代がかかるのでは?と心配になりますが、お湯を使用して手洗いする場合のガス代よりも抑えられることも。
また、大きな電力を消費する乾燥モードを使用せずに自然乾燥を使うこともできますね。

機械を使うことに罪悪感を感じずに、エコにつながる行動なので前向きに暮らしに取り入れてくださいね。

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以上が、節水につながるエコな暮らしの紹介でした。
紹介しきれなかった節水効果の高いシャワーや水栓の機能もあるのでリノベの際はぜひ注目してみてくださいね。

リノベではデザイン性やお手入れのしやすさはもちろん大切で価格も気になるところですが、
覚えておいてほしい環境負荷を減らす配慮で、節水や節電になりやがては水道・光熱費節約にも効果がでますよ。

自分にとって住心地の良い家は環境にとっても優しい家でありたいですよね。

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