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リノベーション-WORKS 130-

最新リノベーション事例・WORKS130を更新しました▽

綯交(ないまぜ)な暮らし[Click Here]

こちらの事例では中古マンションの物件探しからリノベーションまでをお手伝いさせて頂きました。

購入された物件は角部屋で窓が沢山ある採光も充分なお部屋です。特徴は東西を仕切る壁が構造壁(=壊せない壁のこと)であること。

この物件では室内を大きく2つに分ける壁でもあり、一見リノベーションは難しい?と思ってしまいそうな条件でしたがこの特徴を活かし、玄関土間を大きく伸ばした個性が光る間取りになりました。

その特徴的な長い玄関土間や古い建具をリメイクした圧倒的存在感の引戸、思わず目を引くデザインの輸入クロス(壁紙)を使った様々な要素がないまぜになった、インテリアの組み合わせが上級者な空間をご紹介します。

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■玄関土間に縁側あり?!

玄関ドアを開けるとリビングドアの前まで続く長い土間。元々は室内廊下であった部分をまるごとモールテックスで仕上げた土間としました。

リビングドアの前には縁側を思い出させるような、ちょっと腰掛けるのにちょうど良いスペースがあります。

縁側感が増したポイントはフローリングを土間に対して直交するように張ること。
フローリングは張る方向を90度、時には45度変えるだけでもまるで違うフローリングを張ったような新鮮な表情を見せてくれます。フローリング選びは木の種類や色味だけでなく張り方も楽しめるポイントですよ。

縁側スペースの前には飛び石ならぬ飛び木を用意。リビングルームから洗面所への動線で飛び木を渡って移動します。ぴょんぴょんと渡っている様子を想像すると楽しい感じがしますね。

この飛び木は足場板にウォルナット色を塗装しています。フローリングの色味とも相性が良く、どうしても汚れがついてしまう土間周りでも汚れが様になる足場板はおすすめの仕上材です。

リビングドアは構造壁の唯一の開口部を最大限に活用し、リノベーションでは珍しい両開きタイプの扉です。

リビングドアが大きいと開けっ放しにしておくだけでも、その先にある廊下や玄関といった空気が溜まりやすい部分の換気がしやすくなり助かりますね。

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■よみがえった建具

リビングルームと寝室を仕切る4枚並んだ縦格子の引戸、実はこの引戸は古い建具をリメイクしたもの。
アンティークのドアをリノベで取付けることは多くなってきましたが、こうして古道具の引戸も再利用することが出来ますよ。まだまだ使える物をこうして継いでいくことは大切にしたいものです。

引戸を単体で見ると和風なデザインなのですが、建具の色がダークブラウンのこともありコンクリート打ちっぱなしのインダストリアルな空間にも馴染みました。

格子越しに絶妙な加減で隠れているようで薄っすらと見える部屋の向こう側の様子が、空間の奥行きを感じさせ部屋も広く感じられます。
この格子の効果は室内窓などでも取り入れたいアイデアですね。

この格子のような華奢さを感じる細かい間隔で同じ様に建具を新しく造ろうとすると見積もりの段階で面食らうこともあるかと思います。
また、草花のような結晶にも見える繊細な模様が入ったガラスは今ではもう作られていないことも多いです。

職人の手仕事が感じ取れる丁寧な作りや時を経て増した味わい深さは新品の建具には無い魅力です。
こうして古くからある今や貴重なデザインの建具、積極的によみがえらせてみませんか?

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■世界観に引き込まれる輸入クロス(壁紙)

ユニークな柄や大胆な色使いが魅力的な輸入クロス、アクセントクロスに取り入れるなら文字通りの強烈なアクセントを空間に加えてくれますよ。

今回は寝室の壁1面についつい見つめてしまいそうな幾何学模様の輸入クロスを貼りました。国産クロスではなかなか無い絶妙な色使いも輸入クロスの特徴です。

□知っておくと安心!輸入クロスの注意点

輸入クロスは一般的に使われている壁紙(ビニルクロス)よりも非常に薄く、デリケートなので輸入クロスを張る壁の状態によっては下地のボコボコが表面にでてしまったり、シワが入ったりと綺麗な仕上がりが難しいことがあります。特に壁紙の張替えに輸入クロスを使用する際は要注意ですよ。

できれば施工事例のように柄が沢山入ったものを選ぶと、下地の跡が柄で隠せるので目立ちにくいですよ。

寝室とウォークインクローゼットを仕切る壁にも柄を取り入れました。こちらはひし形の格子を縦横に組み合わせて和柄格子を描いたパーテーションです。
帽子やカバンなど引っ掛けられて収納力もありますよ。

よーく見てみてくださいね。向きを変えた格子が2重になることで、新たな柄が見えてきましたか?

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インドストリアルに和の要素を掛け合わせたり、洋のポップな雰囲気を取り入れたり、様々な要素がないまぜに。

インテリアを考える上でどれも好きな要素だけれど全部取り入れるのはちぐはぐな印象になる?とためらってしまいがちですが、要は取り入れる要素の割合や位置のバランスが大切ですよね。

その点はリノベーションデザイナーがいるのでご安心を!意見を交わしながら唯一無二のリノベーションを一緒に目指しましょう。

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