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リノベで人気!真鍮(しんちゅう)を使ったインテリア特集

ファッションコーディネートで物足りなさを解消してくれる、ネックレス・リング・ピアスといったアクセサリー。シルバーかゴールドの色味だけで印象が変わったりしますよね。

インテリアでも照明やスイッチ、取手など必要なアクセサリーは数多くあり、シルバー色かアイアンのブラック色にするか何を合わせるかは悩みどころ。そんな中、控えめに輝くゴールド色が特徴の「真鍮(しんちゅう)」の人気が近頃高まっています。

今回は真鍮に注目し、取り入れてみたいインテリアアイデアや大切に使うためのお手入れ方法もご紹介です。

1:真鍮とはどんな素材?

真鍮とは銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金であり、その色合いから黄銅(おうどう)とも呼ばれ英語ではBrassと表記されます。
黄金色の美しさと素材の加工がしやすいことからアクセサリーやトランペットといった楽器、五円玉にも使われています。身近なところに真鍮は使われているのですね。

真鍮と似た見た目をしている「メッキ」とは区別が難しいです。
真鍮は削っても中身は変わりませんがメッキは金属の上から金を薄くコーティングしている為、摩耗で削れると中の金属が見えてきます。

リノベでゴールド色の部材を使用する際はその素材も確認してくださいね。

2:真鍮を使ったインテリア紹介

事例1:照明

照明は真鍮をインテリアに取り入れやすい方法ですね。
ペンダントライトやブラケットライトといった形状の照明で真鍮の商品は充実しているので、部屋で使う照明も真鍮で統一しやすいですよ。

▲▲▲こちらの照明はハコリノベのオリジナルパーツ「タマテバコ」のレセップ照明[真鍮]です。
多灯使いすることの多いレセップ照明で使用してもくすみのあるゴールド色の真鍮はくどい印象にならないですよ。

□「タマテバコ」のレセップ照明紹介はこちらから[Click Here]

事例2:パーツ

使用頻度が高いところだからこそ目に入るたびに気に入ったものがあると気分が良いですよね。
手が触れることが多いこともあり経年変化で見た目が変わるスピードも早いですよ。

□タオルかけ

□スイッチ

□取手

□棚受けブラケット

照明とスイッチ、タオルかけとペーパーホルダーといったパーツを真鍮で揃えるとインテリアの完成度も高まりますよ。

事例3:ドアの開閉バー

リビングドアの開閉バーに真鍮のバーを使用しています。木目と真鍮の組合わせはナチュラルな雰囲気を真鍮のゴールド色が引き締めて上品な印象に仕上げてくれます。

こちらはブラックのドアと真鍮のバーを組み合わせました。ブラックとの組み合わせもキリリとした中に柔らかさを感じる印象になりおすすめです。

事例4:床見切り

異なる床材を横並びで施工する際に使用する床見切り材に真鍮を使用しています。
こちらの事例ではキッチンの段差部分とダイニングのフロアタイルとフローリングとの見切りが真鍮です。

照明や取手といったパーツを真鍮で揃えているならば徹底して見切りも揃えたいところですよね。

3:経年変化で増す魅力は真鍮の醍醐味

真鍮の特徴は使い込むほどにアンティークのような味わい深い色味に変わっていきます。
使うほどに光沢が霞んでいき、だんだんと色が暗く、深くなっていきます。革製品のように見た目の変化を楽しめる素材ですよ。

経年変化の原因は空気中で酸化することや触れることで付着する手垢によって引き起こされます。
経年変化が起こると黄金色から飴色、深みのあるダークブラウンのアンティーク調になるため、その見た目も好まれる方は多いです。

4:真鍮のお手入れ方法

真鍮はそのままの状態で経年変化を楽しめるといっても、サビが発生したり、手跡がしっかりとついてしまった際はお手入れが必要ですね。

□真鍮のサビ「緑青」を落とす

水回りに真鍮を使用している際に青っぽく変色している部分はありませんか?それは緑青(りょくしょう)という真鍮のサビです。

塩分や水分が原因で発生するカビなので予防としては気がついた時に布で真鍮を拭くだけで錆びにくくなります。

緑青が出てしまった際は重曹に水を加え、布やブラシに付けてから真鍮を磨くと綺麗になります。
濡れた手で触りやすい真鍮の取手は錆びやすいので予防対策をしてみてくださいね。

□手跡や黒ずみが気になる場合

真鍮を磨く際は金属専用のクリームやスプレー剤で磨くことが一番効果的です。

注意点ですが金属専用クリーナーを真鍮に使用すると霞んで良い感じに色が変わっていた部分も含めて新品時のような綺麗さに逆戻りします。
霞んだ状態がお好みの方はご注意くださいね。

ここ数年で人気が高まっている真鍮のアイテム。力強い印象のアイアンパーツとは対照的に空間に柔らかな上品さを加える真鍮は、インテリアのバランスを調整できる助かるアイテムですよ。

ラフなコンクリート打ちっぱなしの空間に綺麗めな真鍮を合わせて絶妙なバランスに仕上げたり、意外とどの空間にも合わせやすい優れものです。
真鍮アイテムが充実している今、そのコーディネートを楽しんでくださいね。

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