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一戸建てリノベとマンションリノベの違いとは?

一戸建てかマンション。どちらの暮らしにも良い点悪い点があります。

例えば、マンション暮らしでは階下に住む世帯への騒音に気をつけなければいけません。一方、一戸建て暮らしではその必要はありません。

また、多くのマンション暮らしでは、管理組合を通してマンション外周部のメンテナンスを定期的に行います。一方、一戸建て暮らしでは自分で家のメンテナンスを管理しなければいけません。

これらはほんの一例ですが、同じようにリノベーションでも一戸建てとマンションには違いがあります。

「一戸建てにするか?マンションにするか?」中古物件を購入する際に悩む方はたくさんいらっしゃいます。そんな時には、リノベーションでの違いを知っておくと検討がスムーズになることも。

ということで、今回は「一戸建てリノベをする際に、知っておきたいマンションリノベとの違い」をご紹介します。

マンションリノベが多い?と感じるリノベ業界。ですが、日本ではまだまだ戸建て住まいの割合が高く、戸建てリノベも年々注目度が高まっています。

最近では実家や親戚の一軒家を引き継いでリノベを検討するケースも増えてきました。

誰もが一戸建てに住むことになるかもしれないこの時代。一戸建てリノベの特徴をおさえておいてくださいね。

■一戸建て物件では「構造」も要チェック

「一戸建て」と一括りにされることが多いですが、家の構造では大きく3種類の工法があります。それは「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」です。

同じ一戸建てでもそれぞれに特徴がありますので、物件情報を見る時には構造についても要チェックです。

□一戸建てで一番多い「木造」

日本の一戸建て住宅では90%以上が木造で建てられています。流通している中古一戸建て物件もそのほとんどが木造です。

木造の一戸建ては、3種類ある構造の中で1番建築コストを抑えられます。新築の一戸建て住宅でもまだまだ木造がメジャーですね。

木造の中でもその建て方には2種類あり「木造軸組み工法」と「木造壁式工法(ツーバイフォー)」があります。

木造軸組み工法の物件は、比較的間取り変更がしやすいと言われています。(とは言え動かせない柱などはありますが、、)

また、木造壁式工法(ツーバイフォー)の物件は柱とパネル(耐震壁)で建物を支えているので、そのパネルを動かせないことにより、比較的間取り変更が難しいと言われています。

流通している木造中古物件では、「木造軸組み工法」か「木造壁式工法(ツーバイフォー)」のどちらで建てられているか、物件資料に記載されていることはほとんどありません。

一戸建て物件で、購入前にどこまで間取り変更が可能かどうか確認したい場合には、新築時の建築図面を確認する。または、リノベーション会社とリノベを前提とした内見をすることをおすすめします。

木造住宅では、どちらの建て方でも柱を多用することで家を支えているため、「柱や間仕切り壁がほとんど無い、どーんと広がった大きな部屋が欲しい」という要望には不向きですのでご注意ください。
(そのような間取りには、鉄骨造の一戸建てやマンションがおすすめですよ)

□一戸建て物件の鉄骨造(S造)に注目!

木造だけと思われがちな一戸建てですが、鉄骨造の物件もあります。実はハコリノベで手掛ける一戸建てリノベの中でも鉄骨造は意外と多く、年々その数は増えています。

鉄骨造とは、柱や梁といった主な構造に鉄骨を使用しています。建築業界では「S造」とも呼ばれていますよ。

こちらの事例のように▽▽▽H型の鉄骨が使われた梁や、天井裏にデッキスラブが使われているのが鉄骨造の目で見て解る特徴です。

鉄骨造は木造よりも耐震性に優れており、頑丈な建物をつくるのに適しています。3階建以上の一戸建てやマンション、ビルなども鉄骨造で建てることが多いです。

さらに、鉄自体に耐久性があるため、柱や梁の数が木造物件よりも少ないことが多いです。
壁を取り払った広いリビングダイニングを作ったりと、広く開放的な間取りの変更は木造よりも得意と言えます。

建築コストでは木造よりも高価になります。2階建以下の一戸建て住宅を建てるには木造でも性能は十分なので、まだまだ建築数は木造の方が多いと言えますね。

また、鉄骨造での注意点は「サビ」について。鉄骨造では湿気や水分が原因で柱や梁にサビが発生することも。そうすると建物自体の耐用年数が短くなります。鉄骨造の中古物件購入時にはサビについてもできるだけ確認しておくと安心です。

最後に、中古一戸建てを購入する際に気になる「耐用年数」についてですが、鉄骨造では木造よりも耐用年数が長いと言われることもあり(注意:鉄骨の厚みにより耐用年数は異なります)鉄骨造の一戸建て物件は狙い目です。

□一戸建てではほとんど見かけない鉄筋コンクリート造(RC造)

マンションの構造ではよく見かける鉄筋コンクリート造(RC造)ですが、一戸建てでは珍しいです。
というのも、鉄筋コンクリート造の建築コストは木造の2倍以上かかり、一番高価な工法です。

マンションやビルといった大規模な建物では鉄筋コンクリート造の高い耐震性や耐久性が必要ですが、一戸建て住宅には性能が十分すぎることもあり、一戸建てでは取り入れられることがめったにありません。

マンションやアパート物件をチェックする際には、鉄筋コンクリート造(RC造)かどうかをチェックすると良いですね。

■マンション暮らしと比較!一戸建て暮らしのメリット

一戸建て暮らしとマンション暮らしの違いとは?まずは一戸建て暮らしのメリットをご紹介です。

□近隣の生活音を気にせずに暮らせる

一戸建て暮らしではマンション暮らしよりも周囲の家から生活音が聞こえにくく、また自宅の生活音も常識的な範囲であれば周囲に聞こえることがほとんどありません。

マンション暮らしでよくある、上の階から聞こえる足音や隣の家から聞こえる生活音は想像以上に気になりストレスに感じますよね。
こうした心配が少ないのが一戸建て暮らしの良いところ。

また、マンション暮らしでは自身の生活音が周囲に迷惑をかけてしまうことも。

特に小さなお子さまがいる家庭では足音が階下に響きやすく、問題になりやすいとよく聞かれます。
とは言え、生活音を防ごうと気にしすぎるのも窮屈に感じられますよね。

夜勤のお仕事などで生活サイクルが不規則な方やボリューム大きめで音楽を聞きたいといった方など、理由は人それぞれにありますが、生活音を気にせずのびのび暮らしたい!という方は、周囲のお家と距離がある一戸建て暮らしを検討の価値ありです。

□大型犬や沢山のペットと暮らしたい

ご自宅でペットを飼われている方がここ数年でずいぶんと増えました。

ですが、マンション暮らしではペットの飼育が禁止されている物件が意外と多く、ペットの飼育可の物件探しに難航されている方は多くいらっしゃいます。

特に大型犬の飼育やペットの多頭飼いを禁じるマンションは多いですよ。
ペット可の物件を探すとぐっと候補数が減ってしまうことも。

その点、一戸建て暮らしではマンションのような管理規約はありませんので、ペットとの暮らしも問題ありません。

一戸建て暮らしならば、リノベで玄関近くに足の洗い場を設けるなど、ペットも暮らしやすい環境を整えやすいです。

□マンションではできない工事が一戸建てなら可能なことも

マンションではよくあるリノベ工事内容を規制する管理規約が一戸建てリノベではもちろんありません。

その為、防音対策工事無しで無垢フローリングを張れたり、許可なしでIHコンロを導入できたりと、比較的自由なリノベが可能です。

マンションでは設置が難しいガス式の洗濯乾燥機 (乾太くん)を設置したり、気密性の高い窓ガラスに変えたりと、自身で住まいの性能をアップデートできるのも魅力です。

□家に関する月々の支払いが抑えられるかも

マンション購入の際は物件費用の他に毎月、管理費・修繕積立金の支払いが必要です。
こちらは住み続ける限り必要な費用であり、将来的には値上がりする可能性もあります。

さらに自家用車をお持ちの場合には駐車場代の支払いも発生します。

一方で、一戸建て物件を購入する際は管理費・修繕積立金の支払いは無し、敷地内に駐車スペースがあると駐車場代も必要ありませんので、月々の支払いがマンション購入よりも抑えられることがあります。

意外と月々の管理費・修繕積立金の支払い費用が大きいことってありますよ。
一戸建てとマンションの物件を比較する際は、月々の支払いも比べてくださいね。

□希望の立地で物件が見つかることも

日本では一戸建て住宅が多いこともあり、中古物件数においても一戸建ての物件は数多くあります。

希望するエリアでなかなか良いマンション物件が見つからない場合には、一戸建て物件で探してみることもおすすめですよ。
駅近のエリアや人気のエリアでは、案外一戸建て物件が充実していることも。

また、マンションのような高層建物の建築が制限されているエリアでは一戸建てや低層マンションが多く、一戸建て物件も狙い目です。
希望エリアが明確な場合などは特に、一戸建ても含め幅広いジャンルで物件をチェックしてみても良いですね。

■しっかり把握しておきたい、一戸建て暮らしのデメリット

一戸建て暮らしのデメリットも知ったうえで中古一戸建てを購入すると、「こんなはずじゃなかった!」という思いを回避できるはず。

一戸建て暮らしをご検討の方は特にデメリットも要チェックです。

□リノベ費用はマンションよりも高額になりやすい

中古一戸建てをフルリノベする場合、その工事費はマンションリノベよりも高額になることがほとんどです。

というのも、一戸建てリノベの方が工事で手を加える部分が圧倒的に多い為です。

フルリノベとなると、天井や壁裏、床下の断熱材工事といった見えない部分の工事や、サッシの入れ替え。外壁や屋根の工事まで入れると、マンションリノベの倍以上の工事費になってしまうことも。

その為、中古一戸建てリノベでは「どこまでリノベで手を加えるか」が重要です。

比較的、築年数が浅めの物件を購入し、外壁や屋根の工事は行わず、内装を中心にリノベを行う。といった、物件購入時にどこまでのリノベをするかを想定しておくと金銭面では安心ですね。

□物件購入時に見えない部分がある

一戸建てでもマンションでも中古物件を購入する場合、床下や天井裏にある基礎や躯体の状況を確認してから購入することは難しいです。

特に一戸建てで木造の物件や築年数が古い物件では、基礎や構造木部の損傷具合、耐震性が心配ですよね。

購入前に修繕履歴の確認はもちろん、必要ならば「ホームインスペクション(住宅診断)」の利用も可能です。

ホームインスペクションとは、建築士といった住まいの専門家が住宅の状態について診断し、瑕疵の有無や修繕箇所を客観的に調査します。

物件購入時のリスク回避の為には有効な方法ですよ。

□リノベで思い通りの間取りにならないことも

一戸建ての物件では等間隔に並ぶ柱と梁で建物を支えていることもあり、撤去できない柱があることがマンションよりも多くあります。

その為、部屋の中に前の間取りの名残を感じる柱が残っている。なんてことも起こり得ますよ。

間取りを考える上で、撤去できない柱を活かしたプランや目立たないように部屋の形を考えるなど、臨機応変な対応が必要となります。

これは木造や鉄骨造の物件でもよくあることなので、一戸建てリノベの特徴として覚えておいて欲しいですね。

□家のメンテナンスは自身で管理

多くのマンションでは外壁の修繕やマンション周辺部の掃除などは管理組合を通して定期的にメンテナンスされます。

一方、一戸建て暮らしではこのようなメンテナンスを自身で手配する必要があります。

長く住んでいると外壁や屋根は必ず傷んでくるもの。これらの修繕は一戸建てに住んでいる限り必須になります。

またこういった修繕の工事は大規模なので安くはない工事です。将来的なメンテナンスに備えて、金銭的な準備もしておきたいですね。

□暑い、寒いの対策はマンションよりも入念に

「2階が暑い」「冬は底冷えがする」といった室内環境においての問題は、マンションよりも一戸建て暮らしの方が多く聞かれます。

マンションのように一戸建ては上下左右に家で囲まれていないぶん、外部環境からの影響を受けやすい為です。
マンション暮らしに慣れている方はその違いを大いに実感する可能性が高いですよ。

この室内環境を改善する対策として「断熱対策」が重要です。

一戸建てリノベの際にできれば天井、壁の裏や床下に断熱材を入れること。また、断熱性能の高い窓やサッシに変えることも効果的です。

窓やサッシの交換は高額な工事ですが、時期や地域ごとに補助金利用が可能なこともあります。

こうした工事は金額の問題からリノベ工事で見送られることもありますが、今後の暮らしにおいて快適さに関わる重要な部分。
思っている以上に大切なポイントですので、暑い・寒いの対策は入念に行いましょう。

□防犯対策はお忘れなく

マンション暮らしでは、エントランスのオートロックや常勤の管理人などセキュリティ面が充実しているイメージですよね。

一方、一戸建て暮らしでは上記のようなセキュリティの設置は難しく、各々の防犯対策が重要です。
外部カメラの設置やセキュリティサービスに加入するなど、自身での手配が必要となります。

近年では一戸建てに使用される玄関ドアやサッシでも防犯レベルが高いものが多く見られます。
指紋認証の鍵やシャッターのついたサッシ、防犯用のガラスなど様々ありますので、リノベーションの際には防犯の視点からも商品検討を行ってくださいね。

■要注意!住宅ローン適用外の中古戸建てとは?

一戸建ての物件購入やリノベーション工事の際に、住宅ローンを利用する方は多くいらっしゃいますよね。
その際は必ず、住宅ローンの適用可能な物件を選んでください。

住宅ローンが利用できない中古物件とは、以下のような物件です。

・再建築不可物件▷▷▷新しく建物を建てられない土地のことです。再建築不可物件の判定基準とは、建築基準法で定める接道義務を満たすことです。

接道義務とは、敷地が幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していることです。この義務を満たしていない土地では再建築不可物件となります。

将来的に建物を解体して更地にしても新しい建物は建てられません。住宅ローンを利用しない場合でも、再建築不可物件には気をつけましょう。

・セットバックが必要な物件▷▷▷建て替えの際に建物を道路側から後退させなければならない物件のことです。

なぜセットバックが必要化というと、災害時などの緊急車両の侵入時にスムーズな避難を可能にする為です。

幅4メートル未満の道路に接する土地の建物を建て替える際には、道路の中心から2メートルの位置まで減築する必要があります。

また、セットバックが必要な物件は、担保価値が低いために住宅ローンの審査が通りにくいことがあります。

・建ぺい率や容積率がオーバーしている物件▷▷▷建ぺい率は、敷地面積に対する建物の面積の割合です。また、容積率は敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合です。
これらの上限は各地域ごとで定められています。

建ぺい率や容積率の上限をオーバーしている場合、住宅ローンの適用が困難になります。

新築時では法定内の数値であっても、その後の法改正でオーバーしている中古物件は少なくありません。物件購入の際には要注意です。
また、将来的に建物を売却する際にも買い手がつきにくいことも考えられます。

上記のような条件付きの物件は価格が安いこともありますが、建て替えや売却を含めた将来的な計画も含めて、購入時には慎重な検討が必要です。

■マンションリノベでは体験できない?!一戸建てリノベの醍醐味

一戸建てリノベではマンションリノベではなかなか体験できない特徴があります。

是非、その特徴を活かした個性あるリノベをしてくださいね。

□トイレの移設はお手のもの

マンションリノベでは、トイレの移設をする場合に排水処理の問題で床上げが必要な部分が出てきたり、
水の流れが悪くなる可能性が高くなったりとなかなか実現が難しいもの。

一方、一戸建てリノベでは実はトイレの移設可能な場合が多いですよ。

こちらの事例写真では、手前の窓の前にトイレが元々ありました。
トイレを移設することで玄関に広々とした土間収納スペースを確保。

トイレを移設することで間取りの自由度も高くなるのは嬉しいポイント。

一戸建てリノベではトイレ以外でもお風呂やキッチンといった水回り設備の移設はマンションリノベに比べるとハードルが低いですよ。

□ひょっこり現れる撤去できない柱を活かす

一戸建ての特に木造の場合は、家を支える柱が一定間隔で必要です。

その為、リノベで間取りを変えると以前の間取りでは壁の中にあり見えていなかった柱が、新しいプランの中にひょっこり現れることがあります。

そんな時こそこの柱を活かした斬新なアイデアが浮かんでくるもの。

こちらの事例では柱を基点にリビングエリアをゆるく二分割にゾーニングしています。
今はリビングを広々使い、将来的には壁を立てて個室も作れる可変性のある間取りとしました。

また、ソファに座りながらスマホの充電もできる
なんとも絶妙な位置で柱にコンセントが取り付いています。
柱があって良かったと思える瞬間ですね。

続いてこちらの事例では、出てきた柱が味のある雰囲気の為あえてそのままの姿を残すことに。グレートーンの空間に温かみのあるアクセントカラーを加えています。柱にスワッグを飾ったりと楽しみながら暮らす様子がうかがえます。

最初はこんなところに柱が。と思うかもしれないですが、
柱があるからこそひらめく間取りや暮らしの工夫が楽しめますよ。

□一戸建てならではの階段リノベ

マンションではなかなかお目にかかれない、一戸建てリノベならではと言えば「階段」の存在です。
せっかくなのでこの階段スペースもこだわりたいところ。

こちらの事例では古材とアイアンを使った抜け感のある階段を作りました。
古材とアイアンの素材感が目を引く大迫力な階段です。

空間の中での存在感と使用頻度も高いところなので思いっきりこだわっても良いポイントですね。

□デッキスラブを見せちゃいました

マンションリノベで見かけるコンクリートむき出しの天井。一戸建てリノベではそんなラフなかっこ良い天井にするのは難しいと諦めていませんか?

鉄骨造の戸建てリノベならデッキスラブを見せられる物件もありますよ。コンクリートの天井とはまた違った無骨感が魅力的です。

こちらの事例では天井のデッキスラブをホワイトで塗装しています。塗装をすることで優しい雰囲気となりインテリア全体との相性も良いですね。

デッキスラブを見せることで天井高を高くすることもできるのでお部屋が広く感じられます。

次に、先程ご紹介した階段の事例でもデッキスラブをそのまま見せています。

赤色のスラブが個性的で一気に空間が倉庫のような雰囲気になりますね。
鉄骨のボコボコとした表情が独特でマンションリノベではなかなか見られないデッキスラブの迫力がたまりません。

■一戸建てリノベ事例を紹介

□鉄筋ブレースが部屋のアクセントに

鉄骨ALC造の一戸建てをリノベーションしたこちらの事例。

天井にある丸く穴のあいた梁や部屋のあちらこちらにあるクロスした鉄筋ブレースが個性的です。
これは木造には無い、鉄骨造ならではの特徴ですよ。

ちなみに「ブレース」とは、主に軽量鉄骨造で使われる補強材のことです。耐震効果や耐久性強化の為に使用されています。

こちらで使われている鉄筋ブレースは木造で使われる筋交いよりも華奢です。こうして現した仕上げでも、圧迫感は感じにくいですよ。

工場や倉庫のような雰囲気がでやすい鉄骨造ですが、こうして明るい色に塗装することでその工業的な印象を軽減できます。

ナチュラルなインテリアとも馴染みがよく、鉄骨造であってもインテリアコーディネートの邪魔をしません。
鉄骨を見せるスタイルはどなたでも取り入れやすいですよ。

また、こちらの事例では水回りを大きく移設することで、玄関に広々としたスペースを確保。

リノベ前のプランでは玄関の近くにトイレ・洗面・お風呂がまとまった間取りでしたが、リノベ後では元々キッチンがあったエリアに大移動しました。

こうした大胆な水回り移動ができるのも、一戸建てリノベならではです。

▽▽▽こちらがリノベのBeforeAfterでの間取り図です。

マンションではなかなか見られない、トイレも含めた水回りの大移動を行いました。

広くなった玄関エリアでは、DIY工房を用意。半個室の空間では思う存分作業に集中できます。

このサイズの作業場はマンションリノベではなかなか玄関周りでの確保が難しい。
のびのびとしたスケール感はやはりマンションよりも一戸建ての方が感じやすいですね。

一戸建てリノベならではといえば「階段周り」こちらの事例では階段の位置は変えずに仕上材を新しくしました。

家族がよく使う場所であり、危険なこともある階段周りはその安全性にも配慮したいですよね。

今回は肌なじみの良い握りやすい木の手すりを取り入れました。
家全体の雰囲気にも合うナチュラルな手すりです。

リノベでは検討する項目が多く、さらに一戸建てリノベではマンションよりも検討事項が多いので大変ではありますが、こうしたパーツ1つもこだわりたいですよね。

1回取り付けるとなかなか取り替えない部分なので(特に手すりは)慎重なアイテム検討をおすすめします。

■紹介事例の詳細ページはこちらから▷▷▷やさしさ時々ラフ[Click Here]

□階段周りをスッキリと

こちらの事例でも階段周りにはこだわりが。
階段の手摺にはアイアン製のものを取り入れました。

リビングドアのガラス越しにちらっと見えるアイアンの手摺。

こうしたちらっと見える景色にこだわりのものが目に入ると、家への愛着がますます湧きますよね。

2階でも階段周りにはアイアンを取り入れました。

多くの場合、落下防止用に腰壁を立てることが多いのですが、このように抜け感のあるアイアンフェンスを使うことで圧迫感が軽減されます。

2階の廊下が広く感じる効果もありますよ。

こちらの事例は、木造壁式工法(ツーバイフォー)で建てられていることもあり、残さなければいけない柱や梁がありましたが間取りでの工夫はもちろん、このようにアイテムの選択でも空間を広く見せたりと工夫はできるものですね。

キッチンの上部にある大きな梁も構造上必要なものですが、このように木部を見せることでインテリアのアクセントにもなります。

こうして照明をとりつけることもできますよ。木部なので、バーを取り付けたりと自身での作業も簡単なのが木造の良いところ。コンクリート造ならばなかなかこうは簡単にいきません。

マンションでは梁といえばコンクリートですが、このような木の梁はなんだか新鮮。これも一戸建てリノベの醍醐味ですね。

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以上が一戸建てリノベの紹介でした。リノベイメージが以前よりは具体的になりましたか?

一戸建てリノベでは構造が木造か鉄骨造かという点、築年数やその建物の管理状態や過去の修繕有無などにより、リノベでどこまでの工事が可能かが大きく変わります。

マンションとは違って、築年数に関わらず一軒ごとに状態が大きく異なりますのでご注意です。

戸建てリノベでの工事内容判断は難しいので、ハコリノベでは物件探しの際はコーディネーターがリノベのご希望を聞きながら最適な物件をご紹介、リノベご検討の物件がある場合はディレクターとデザイナーからのリノベご提案が可能です。

戸建てリノベは特にリノベーション会社のスタッフと一緒に以下のことを整理しながらリノベ計画を進めることを強くおすすめします。

・リノベで何ができる出来ないという確認(希望の間取りが実現可能かなど)

・今後暮らす上でこの工事は必要というアドバイス(断熱工事やサッシの交換、外壁の補修など)

・リノベで何がしたいといったイメージを具体的にしていくこと(デッキスラブを見せたいなど)

リノベイメージがもっと具体的になるハコリノベが開催する見学会のご参加もおすすめですよ!お気軽にお声がけくださいね。

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