CHECK POINT 購入前のチェックポイント

知識がなくても確認できる、
リノベーションを見据えた
中古マンションのチェックポイント

集合住宅である「マンション」には、 “できるリノベーション”と“できないリノベーション” があります。マンションには専有部分と共用部分があり、 共用部分は自分だけの持ち物ではないため工事ができません。 専有部分であっても、建物の構造的、 または管理会社の決めた規約によってリノベーション工事 ができないという事もあります。リノベーションをお考えの方は、 物件を購入する前に事前に確認しておきましょう。

【中古マンションのチェックポイント】

CHECK 01
物件資料をチェック 物件を見に行く前に、物件資料で重要となるポイントを確認

建物の耐震性は大丈夫?
耐震基準法改正の1981年6月施工、マンションの場合1983年築辺りからこの基準が採用されていると考えられます。
管理費・修繕積立金は物件に見合った金額?
管理費は維持管理を行う費用、修繕積立金は将来メンテナンスを行う
費用。目安としては築15~20年で20,000円程度。

CHECK 02
建物の外観について 「管理の状態を見れば、入居後の安心感も判断できます」

建物はきちんとメンテナンスされてる?
外壁が汚かったり、ひび割れが目立っていないか見ておきましょう。
ひび割れの補修跡はきちんとメンテナンスが行われている証拠です。
しっかり管理されてる?
エントランスや駐輪場等の共用部の清掃状況、植栽の手入れを見ます。
管理会社への連絡先が掲示板等にあるかも確認しておきましょう。他にも、
□ ゴミステーションはあるか?  □ 集合ポストのセキュリティは? □ ペットの有無 □ 駐車場の空きはあるか? など、生活する上で気になる点はしっかり確認しておきましょう。
前面道路の交通量は?
小さい子供の飛び出しなど前面道路の状況は重要です。 また物件から主要道路までの道のりなども確認しておきましょう。

CHECK 03
水まわりについて 「給排水の管理状況などで、リフォーム
できるポイントが制限される場合もあります」

既存給湯器の種類は何?
給湯器には大きく分けて電気温水器とガス給湯器があります。
どちらがついているか、また物件によって追炊機能をつけられない構造もあるので確認しておきましょう。
パイプスペースは移動できる?
パイプスペース(PS)は移動できません。他にもダクトスペース(DS)メータボックス(MB)は移動ができないので実際にどの位置にあるか確認しておきましょう。

CHECK 04
居室について 「リビングや寝室など、自宅の主要部分は希望の仕上がりをイメージして確認しましょう」

床下収納や床暖房はつけられる?
床下収納は構造や階数によってつけれるかが異なるので確認しましょう。床暖房は配管状況により異なり、電気式とガス式のどちらかになります。
フローリングに変更できる?
マンションの場合、管理規約によりできない場合や遮音等級をL-45、L-40など規定で定められている場合もありますので管理会社に確認しましょう。
電気の容量は足りているか?
分電盤の容量を確認せずに入居した結果、 容量が足りず頻繁にブレーカーが落ちて私生活に支障を及ぼすことも少なからずあるので、分電盤の容量も確認しておきましょう。
天井はコンクリート?
マンションの室内仕上げで、天井のコンクリートに直接クロス等が張られている場合があります。 その様な場合リノベーションで天井を高くしたいなどのご希望が叶えられない場合があります。内覧される際に確認しておきましょう。
床に段差はあるか?
中古マンションの場合、洗面や浴室に段差がある場合があります。 どれぐらいの段差があるか見ておきましょう。 バリアフリーにしたいなどのご要望の際に工事内容が増えたり、 天井高さが低くなってしまう可能性があります。

CHECK 05
バルコニーについて 実はバルコニーは共有のスペースで、制限が多い部分なので注意しましょう

バルコニーはウッドデッキにできる?
階下や隣戸への避難経路でもあるので管理規約で認められないことが多いので管理会社に確認しましょう。
エアコンはつけられる?
マンションの場合、エアコンの穴は新しく開ける事ができないので エアコン用の穴が設けられているか、室外機置き場があるか確認しましょう。
断熱性、遮音性は大丈夫?
外壁面の構造や窓ガラスの種類によって性能は変わります。断熱性能が低いとカビや結露の原因にもなりますので確認しておきましょう。
窓の開閉、ゆがみは大丈夫?
外観に影響の出るサッシの交換は通常できないので、事前に確認しておきましょう。規約によって指定されたサッシで交換可能な場合も。
バルコニーの防水シートの状態は?
居住者しか使えないのですが、バルコニーは共有部です。廊下やエレベーターとは違い日々のメンテナンスはオーナー様しかできません。以前の居住者さんのメンテナンス状態を確認し、防水の状態を確認しておきましょう。亀裂などがあれば室内に雨などの侵入の可能性があります。

【中古戸建てのチェックポイント】

① 建て方はどんな構造か?
一戸建てには、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など多種な仕様がございます。事前に知る事で、お部屋を広げれる範囲や工事内容も判断しやすくなります。
② 用途地域は?
建てられている地域によって、容積率や建ぺい率などに制限がございます。これらの法律を遵守しましてご提案させて頂きます。
③ 境界線は守られているか?
昔の建物だと、アンテナやブロック塀などが越境してる場合があり、改装工事のときに同時に工事が発生するかもしれません。 お隣様との距離や窓位置なども見ておいた方がいいですね。
④ 道路との設置面は?
建物は道と接していないといけません。その状況により、再建築不可の場合もありますので確認しておきましょう。
⑤ ライフラインは?
ご生活するには、ガスや電気、水道などの契約が必要です。現状が、どんな契約になっているか、都市ガスかプロパンガスか、浄化槽での排水設備などにより、リノベーション工事に費用がかかる可能性があります。
⑥ 駐車スペースの配置は?
お持ちの車が入るか、今後、家族が増えて大きな車になるかもしれない、、、など。
駐車スペースの大きさも見ておいた方がいいです。
目の前が一方通行で止めにくいなど、外から見てみるのもいいかもしれません。

ハコリノベでは、
建築知識のあるスタッフが同行!

ハコリノベでは、物件探しからお手伝いさせていただきます。上記のチェックポイント以外に、リノベーションの専門知識のあるスタッフが同行するので、リノベーションを踏まえたポイントを細かくチェック!安心しておまかせいただけます。また、現地案内時に間取りのご提案もさせていただきます。

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