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WORKS 166

tone

生活感をなくし、「家っぽさ」をそぎ落とした、住まいのかたちを目指しました。 家電や食材を広々としたパントリーへ集約することで実現した、収納棚のないキッチンは、潔く洗練された印象に。床材をはじめ、水栓金具や照明までブラックカラーで統一し、空間全体に芯のある世界観をつくり出しています。 LDKの天井と壁は角度によって見え方が変わる、味わい深いムラ感があるベージュの塗装仕上げに。時間帯によって、やわらかな陰影が生まれます。 パントリーとウォークスルークローゼット、LDK入口には印象的なアーチ開口を取り入れ、キッチン天井にもアールを設けるなど、存在感のあるデザインになりました。 玄関収納の上部にはアール天井と間接照明を組み合わせて、玄関からこの住まいならではの個性を感じる、印象的な空間に。さらに、各所の出隅にアールを取り入れることで、細部にまで「丸みのある心地よさ」を散りばめています。 余計なノイズを削ぎ落とし、形と色の存在感で魅せる。そんな「家らしくない」を突き詰めると「自分たちらしい」が見えてきました。

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DESIGN PLAN

プラン概要

玄関・洗面所・パントリー・ウォークスルークローゼットなど、各所に十分な収納を設けることで、LDKはすっきりとした印象に。収納が整っているからこそ、生活の中心となる部屋はちょうど良いサイズで、ゆとりを感じながら過ごせます。 大きく開かれたベッドルームは、将来的に2つの個室へ仕切ることもできる柔軟な間取りに。玄関へもしっかり自然光を届けてくれます。リビング横のフリースペースはLDKの一部として広く使い、将来はベッドスペースに転用できる可変性を持たせました。 建具は枠をなくし、壁と同色で仕上げることで、空間に馴染むシームレスなデザインに。 コンセントは壁に合わせたベージュ、インターホンは目立たない位置に設置するなど、ノイズを削ぐルールはインテリア全体に通じています。 こうして可変性と余白を備えた空間は、これからも自分たちらしく整えていける住まいとなりました。

before
after
工期
3ヶ月半
改装費用
施工面積
71㎡
家族構成
夫婦+子ども1人
築年数
26年
所在地
大阪市阿倍野区
WORKS 166
この事例に登録されているタグ
LIVING・DINING ENTRANCE・HALL PANTRY PAINTING FLOORTILE・CF

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