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物件価格をおさえて、リノベに費用をかける

「そろそろ家がほしいな」
そう思って物件情報サイトを開くと、まず目に飛び込んでくるのは、「今の自分には少し背伸び」な価格帯ばかり。

駅近で、築浅で、人気のエリアで、そんな条件が並ぶと「やっぱりマイホームってお金がかかる」と、ためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

でも、「家は高く買うもの」という考えを手放してみたらどうでしょう?

理想の住まいが「自分らしく、心地よく過ごせる空間」であるならば、選択肢はもっと自由になるのかも。

たとえば、物件価格をおさえるかわりに「これからの暮らし」に費用をかける。という考え方。

条件の整った家を選ぶのもひとつですが、「その場所で、どんなふうに暮らしたいか」。
そんな視点から住まいを選ぶ人も、増えてきています。

今回は、「物件価格をおさえて、リノベに費用をかける」をテーマに、
これから家を持ちたい方へ、選択肢を広げる視点をご紹介します。

「物件価格をおさえる=妥協する」ではなく、
「リノベで理想の暮らしをカタチにする」ための参考になれば嬉しいです。

物件価格をおさえるには?選ぶ視点を変えてみる

物件探しをはじめると、つい条件で絞りたくなりますよね。

「駅から徒歩10分以内」「築20年以内」「南向き」「2LDK以上」など、不動産サイトでもよく見る「人気条件」がいくつも並びます。

でもその条件、本当に自分たちに必要でしょうか?
人気条件をあえて外してみると、「条件」ではなく「可能性」で物件を見られるようになります。

そんな視点を変えるヒントをご紹介します。

01:「築古物件」をあえて選ぶ

築40年、50年と聞くと「古くて心配」と思うかもしれません。

でも、リノベーションを前提に考えるなら、築古物件にはむしろ魅力がたくさんあります。

まず注目したいのは、「物件価格」
築年数が経っているぶん、物件価格が抑えられていることが多く見られます、

そのぶん「自分たちらしい空間づくり」に費用をかけられるのが大きなメリット。
水まわりの設備や内装は一新するので、「古さ」が気になりにくいのもポイントです。

また、昔の建物ならではのヴィンテージ感溢れる外観デザインや個性を感じる窓やバルコニーの雰囲気など、築浅の物件ではなかなかお目にかかれない「味わい」が残っていることも。

リノベ視点で見ると、そうした部分はむしろ「素材」としての価値があります。

もちろん、耐震性や配管の状態など注意すべき点もあります。そこはリノベのプロと一緒に、購入前にしっかり見極めることをおすすめします。

古いからこそ、自分たちの暮らしに合わせたリノベのやりがいがある。
築古物件は、そんな柔軟な住まいづくりの可能性を秘めた選択肢です。

聞いたことある、ヴィンテージマンションとは?

「ヴィンテージマンション」とは、築年数が経過した中古のマンションの中でも、特に立地や、デザインが優れていて価値が高い物件を指します。

一般的には築30年以上のマンションが該当することが多いですが、新築や築浅にはない魅力が多くあります。

ヴィンテージマンションの特徴のひとつは、しっかりとした構造や重厚感のあるデザイン。

当時の建築技術や素材の良さが感じられ、長持ちすることが多いと考えられています。

また、管理状態が良い物件は資産価値も安定しやすく、将来的なリスクがおさえられる点も魅力です。

さらに、立地が良い場合が多いのもポイント。

開発が進んだエリアの中心部に建っていることが多く、駅近や生活に便利な施設が充実しているケースが多く見られます。
こうした環境は、暮らしやすさにも直結します。

ヴィンテージマンションを購入後にリノベを行い、自分好みの暮らしに仕上げる人も増えています。

ここで注意点ですが、人気ヴィンテージマンション=価格が高い。こともよくあります。

立地や価格のバランスを考慮して、ヴィンテージマンション購入も選択肢に含めても良いですね。

場合によっては将来的に、資産価値が高まる?なんてこともあるかもしれませんよ。

02:「便利=正解」じゃない、立地選び

家を探すとき、多くの方がまず気にするのが「立地」

「駅から徒歩10分以内」「人気エリア」「〇〇線沿線」など、条件を絞るほど物件価格は高くなる傾向にあります。

でも、少し視点を変えてみると、「本当に必要な立地条件は何か?」が見えてくることも。

たとえば、リモートワーク中心なら、毎日の通勤がないぶん「駅チカ」である必要はそこまで高くないかもしれません。

また、人気エリアのすぐ隣の街や、バス利用が必要な場所などは、価格をおさえながらも、暮らしやすい「穴場」が見つかる可能性もあります。

他にも、ネットスーパーを活用すれば日常の買い物は最小限で済むことも。

大型の商業施設がなくても、お気に入りの個人商店や自然の多い公園が近くにある街並みの方が、なんとなく落ち着く。という人も少なくありません。

また、子育て環境も「有名学区」や「子育て支援が手厚い自治体」に注目が集まりやすいですが、教育熱心な地域ほど不動産価格が高いのも現実。

あえて少しエリアをずらして、子どものペースに合う地域を選ぶのも、十分な選択肢です。

価格を抑えるための「こだわりの見直し」は、妥協ではなく、暮らしの選択肢を広げること。

立地は暮らしのベースになる要素ですが、「どこに住むか」ではなく、「どう暮らしたいか」から考えると、
条件を緩めた先に、自分たちにぴったりの物件が見つかることもあります。

大切なのは、本当に譲れない条件と、意外と融通が利く条件を見極めること。

その視点の転換が、物件価格を抑えるヒントになるかもしれません。

03:物件は広ければいいわけじゃない

家探しで「広い物件がいい」と思うのは自然なこと。

でも、広さは物件価格に大きく影響し、広ければ広いほど価格は上がりやすいのも事実です。

そこで大切にしたいのが、「本当に必要な広さはどのくらいか?」を見極めること。

よくあるのが、「使っていない部屋がある。」「スペースを上手く使えない」「結局、物置き状態になって、荷物ばかりが増えてしまった」ということ。

広いほどにリノベ工事費用は必要ですし、暮らしはじめた後に掃除が大変。なんてこともあり、活用しきれない広さは負担につながってしまうこともあります。

また、リノベをするならば、広さよりも「広く感じる工夫」が効果的

間仕切りを減らしたり、天井を高くしたり、空間を広く使えるレイアウトにすることで、実際の広さ以上の心地良さが生まれます。

数字の広さだけにとらわれず、自分たちのライフスタイルに合った空間づくりを意識することが、自然と物件価格をおさえることにつながっていきますよ。

04:高層階じゃなくても、心地良く暮らせる

マンション探しをしていると、「眺望が良いから」「防犯面で安心だから」と、高層階を希望条件に入れている方も多いかもしれません。

けれど、人気ゆえに、同じ広さ・築年数でも階数が上がるほど価格は上がる傾向にあります。

でも、暮らしに「高層階」は本当に必要でしょうか?

たとえば、リモートワーク中心の暮らしであれば、景色よりも日中の静かさや、光の入り方のほうが重要になることもあります。

また、低層階であっても、植栽がきれいだったり、風通しが良かったりと、「住んでみると心地よい」要素はたくさんあります。

さらに、将来的にエレベーターが混雑しやすくなる高層階よりも、低層階のほうが移動がスムーズで、日常生活がラクになる場面も。

外出が多いライフスタイルなら、さっと出入りできる低層階のほうがむしろ便利だったり。

子育て世帯では、ベビーカーや荷物の出し入れが多い時期は、エレベーター待ちのストレスが少ない低層階のほうが圧倒的に楽に感じます。

子どもが小さいうちは外遊びも多いため、すぐに外に出られるアクセスの良さも暮らしやすさにつながりますよ。

階段が使える階であれば、災害時の安心感もプラスに働きます。

高層階へのこだわりもありですが、自分らしく暮らせる条件を洗いなおしてみると、新しい選択肢が見えてくるかもしれません。

「低層階=合理的な選択」として見てみるのもおすすめです。

築古物件を購入する際の注意点

築40年、築50年の物件と聞くと、多くの人が気になるのが「古さによる不安」。

ですが、築古=ダメではありません。

実際には、リノベ前提であれば選択肢としてアリな物件もたくさんあります。

ただし、築年数が進んだ物件ならではのチェックポイントも多く、事前の確認や判断がとても大切になってきます。

ここからは築古物件を購入する際のチェックポイントを紹介します。

[建物の構造と耐震性]

築40年程の物件だと1980年代前半に建てられたケースが多いです。

1981年6月以降に施工された建物であれば「新耐震基準」が適用されていますが、それ以前だと旧耐震基準の建物である可能性が高く、耐震補強がされているかどうかをチェックする必要があります。

[給排水管・ガス管などのインフラ部分の劣化]

築40年以上となると、配管の寿命(一般的に30〜40年)が近づいており、交換が必要になるケースがほとんどです。

とくにマンションの場合、専有部だけでなく共用部の配管更新が済んでいるか、管理組合に確認をしておくと安心です。

古い配管のままだと、水漏れや詰まり、リノベ時の制限につながることもあります。

[管理状況の確認]

大規模修繕が定期的に行われているか、長期修繕計画が立てられているか、修繕積立金は足りているかなど、
「見た目よりも中身の管理が行き届いているか」が住まいの寿命を左右します。

共用部の清掃状況や掲示板、住民の雰囲気も要チェックです。

[住宅ローンの組みやすさに注意]

築40年を超えると、一部の金融機関では物件自体が担保評価の対象にならないケースも出てきます。

あらかじめリノベ会社や金融機関に相談し、資金計画をしっかり立てることが大切です。

リノベでどこまで変えられるか事前確認を。

間取り変更を予定していても、構造によっては壁が抜けない、配管が動かせないなど、想定していたリノベができない場合もあります。

マンションなら管理規約の範囲で、水回り移動や二重床の施工が可能かどうか、必ずチェックしておきましょう。

築40年というと「古すぎる?」と感じるかもしれませんが、建物によっては骨組みや構造がしっかりしていて、むしろリノベ向き物件として優秀なケースも少なくありません。

「安いから」「広いから」だけで判断せず、建物の中身や将来の維持管理も含めて築古物件と向き合うことが大切で、満足度の高い住まいづくりに直結します。

物件価格をおさえてリノベにこだわる、満足度アップのポイントとは?

「物件価格をおさえて、その分リノベにこだわる」という方向性で進めているものの、こだわりたい部分をすべてリノベに詰め込むと、当然費用も膨らんでしまう!

リノベでは費用を「かけるところ」と「おさえるところ」のメリハリが大切になります。

そこでリノベでおさえておきたいポイントをご紹介。

らしさをだす素材・仕上げに「費用をかける」

費用をかけてでもこだわりたいのが、空間に「その家らしさ」を感じられる要素を入れること。

それは高価な素材を使うことではなくてOK。

手に触れるところに無垢材を使ってみたり、モルタルや塗装で質感を楽しんだり、ヌックや小上がりで気分が上がるスペースをつくることかもしれません。

たとえば、一か所だけでもこだわるようなバランス感覚が、コストをおさえながらも満足感につながります。

日々の負担を減らす機能性に「費用をかける」

優先的にでも費用をかけたいのが、生活の質を支える設備や動線です。

たとえば、調理や片づけがスムーズなキッチン、身支度や収納に便利な土間収納、スムーズな洗濯動線などは、日々のストレスを減らし、「リノベして良かった」と実感に直結します。

機能性には正直さが出やすく、見た目よりも暮らしの満足度に強く影響する部分。

多少費用をかけても、あとから「こうしてよかった」と思える確率が高い場所です。

つくり込みすぎないことで「費用をおさえる」

こだわる=すべてをオリジナルでつくる、という考えにとらわれず、余白を残すという選択もありです。

作り付けの棚をやめて家具を選んでみる、既存利用できる部分は残したりと、仕上げすぎない住まいの美しさも、今の時代らしい発想です。

また、リノベ後に暮らしながら手を加えていくというスタンスも、費用をコントロールしやすく、長く愛着を持って住み続けられる家づくりにぴったりです。

物件購入から、リノベ会社と一緒に進めるという選択肢

物件探しの段階からリノベ会社に相談するという方法のいちばんのメリットは、
「リノベ向きの物件かどうか」を、プロの目で見極められること。

たとえば、「この間取りは変えられそうか?」「水回りの移動は可能か?」「構造上の制限がどこにあるか?」など、一般的な不動産会社の方では見極めが難しい部分まで判断できるのがリノベ会社の強みです。

購入後に「想定していた工事ができない」という後悔を防ぐためにも、初期段階からの相談は安心材料になります。

さらに、リノベ会社と一緒に進めることで、「この物件だったら、どんな暮らし方ができるか」という目線で考えることができます。

たとえば同じ60㎡でも、壁の位置や、天井の高さ、玄関の広さひとつで「使い勝手」や「開放感」は大きく変わってきます。

リノベ前の状態ではイメージが難しいこうしたポイントも、アドバイスしてくれるパートナーがいれば、よりリアルな暮らしをイメージしやすくなるはずです。

そしてもうひとつの大きなメリットは、「予算全体の見通しを持ちながら物件を選べる」という点。

物件価格だけで判断してしまうと、いざリノベを始めたときに「理想のプランに手が届かない」というケースも。

でも、初めからリノベ費用を含めたトータル予算でプランニングしていれば、物件価格をおさえて、こだわりポイントにしっかり費用をかける。というバランスも取りやすくなります。

一見ハードルが高そうに思える中古+リノベの住まいづくりも、物件担当・設計担当、工事担当が連携して動けるリノベ会社なら、物件選びから工事完了までの流れもスムーズに進められます。

「条件」より「暮らし方」を選ぶ、住まい探し

家を買うというのは、大きな決断。

その中でも「物件価格をおさえて、その分リノベにこだわる」という選択肢は、見方を変えればとても自由で柔軟な方法です。

築年数の経った物件でも、構造や管理がしっかりしていれば、リノベーションによって十分に快適な空間をつくることができます。

もちろん、すべてにこだわると費用はかさんでしまうため、お金をかけるところ・おさえるところのバランス感覚も大切。

そして、リノベーションを前提に物件を探すなら、リノベ会社と一緒に進めることの安心感は大きな魅力。

構造や、間取り変更の可否はもちろん、
「この物件で、どんな暮らしができるか?」を一緒に考えてくれるパートナーがいれば、選ぶ基準や視点も自然と変わってきます。

物件価格を抑えることは、妥協ではありません。
むしろ、「何を大切にしたいか」を見極めて選ぶという、前向きなアプローチ。

条件にとらわれすぎず、これからの暮らしに目を向ければ、住まいはもっと柔軟に選べるようになります。

ちなみに、ハコリノベでは「物件価格をおさえて、リノベに費用をかける」家づくりをお考えの方に向けたイベントも開催中!

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・ヴィンテージマンションならではの良さを活かしたリノベをしたい

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