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住宅ローン借り換えするべき?損をしないためのポイント

ハコリノベで物件購入をされる、ほとんどの方が利用する「住宅ローン」
自宅リノベを計画中の方も物件購入時には、住宅ローンを利用された方も多いはず。

実は、住宅ローンを借りた時よりも金利が下がっていたり、家計の状況が変わった場合、ローンを見直すだけで総返済額が数百万円単位で減る可能性があります!

それが「住宅ローンの借り換え」

もちろん、諸費用や手間もかかり、条件によっては誰でも得になるわけではありません。

「15年前に購入した自宅のリノベをそろそろ考えているけど、そういえば毎月の返済は今の条件がベストなのだろうか?」
そんなきっかけで、ローンの借り換えを検討されることも。

条件が合えば家計を大きく改善できる可能性があります!

今回は、住宅ローンの借り換えを検討する理由やメリット、借り換えの注意点をご紹介します。

自宅のリノベや物件の買い替えといったタイミングで、見直してみるのもおすすめ。
これからはじめて住宅ローンを組む方も、将来的にこんな選択肢があると知っておくと安心ですよ!

そもそも、住宅ローンの借り換えとは?

住宅ローンの借り換えとは、現在利用している住宅ローンをいったん完済し、新しく別の金融機関や商品でローンを組み直すことをいいます。

簡単にいえば「ローンの引っ越し」のようなもの。

借り換えの目的は「より低い金利や有利な条件でローンを組むこと」「総返済額を減らしたり、毎月の返済負担を軽くしたりすること」が挙げられます。

例えば、15年前に組んだローンが当時は2%台だった場合でも、現在は1%前後の金利商品が登場しています。

この差はわずかに見えても、返済期間が25〜35年と長期にわたる住宅ローンでは数百万円単位の削減につながる可能性があります。

また、金利タイプを変更できるのも借り換えの特徴。

返済中の「変動金利」を「固定金利」に切り替えれば、将来の金利上昇リスクを避けて返済計画を安定させられますし、逆に「固定から変動」へ移ることで短期的に返済額を抑えることも考えられます。

ただし、借り換えには事務手数料・保証料・登記費用などの諸費用が発生します。
「金利差」「残りの返済期間」「残債の額」によって効果の有無は変わってきます。

ですので、住宅ローンの借り換えは誰にでも必ず得になるものではなく、条件を見極めることが何より大切です。

住宅ローン借り換えのメリット

住宅ローンの借り換えは、「お金が得になる」だけではなく、これからの暮らしを「快適にする」効果もあります。

最大のメリットはやはり「返済額の軽減」。

金利が下がることで総返済額が数百万円単位で減る可能性があり、月々の支払いが少なくなることは助かりますよね。

余裕ができた分を旅行や趣味、子どもの教育費、将来の貯蓄などに振り分けることができれば、日々の生活にゆとりが生まれます。

また、「金利タイプを見直せる」のも大きなメリット。最初にローンを組んだ時、変動か固定かで迷った方は多いはず。

変動金利から固定金利に切り替えれば「これから先、金利が上がっても返済額は変わらない」という安心感を得られます。

逆に、ライフスタイルの変化に合わせて固定から変動へ切り替えることで、短期的に家計を軽くするという選択も可能。ライフステージに合わせてローンを柔軟に調整できるのは魅力です。

さらに、「借り換えの機会は保障内容を見直すチャンス」でもあります。

団体信用生命保険((通称:団信=住宅ローンを借りるときに加入する生命保険のこと)の補償範囲が広がったり、がんや生活習慣病(心筋梗塞・脳卒中など)に対応できる商品を選んだりと、家族にとっての安心を強化できる場合もあります。

「もしもの時に残された家族が住宅ローンを背負わなくて大丈夫、守られている」という備えは、金額以上の価値を持つもの。

住宅ローンの借り換えは、家計の見直しだけでなく、「安心感を高める、暮らしのアップデート」と考えることができますよ。

必ずチェックを!住宅ローン借り換えの条件

住宅ローンを借り換えるには、いくつかの条件を満たす必要があります。

まず基本となるのは、現在のローンが「完済できる状態」であること。借り換えでは既存ローンを一度完済してから新しいローンに切り替えるため、残債や返済履歴が明確であることが前提です。

次に、借り換え先の金融機関が設定する審査条件も重要。

年収や勤続年数、健康状態、既存の借入状況などがチェックされ、これらが一定基準を満たしていない場合は借り換えが難しくなることがあります。

例えば「転職したばかり」「入院したことがあった」「車のローンがある」など、ローンを組んだ以前とは状況が変わったことで基準を満たせないこともありますよ。
ここは当てはまる方も多いポイントです!

また、年齢制限がある場合もあり、完済時の年齢が70〜80歳前後までとされることが一般的です。

さらに、借り換えには「残りの返済期間」や「残債額」も影響します。

残り期間が極端に短い場合(10年以下など)や残債が少ない場合(残債1000万円以下など)は手数料や諸費用を回収できず、借り換えのメリットが小さくなることがあります。

そのため、金利差と諸費用を総合的に判断することが大切。

最後に、借り換え先ローンでは、団体信用生命保険(団信)への加入が条件となる場合があります。

加入条件や保障内容が現在のローンと異なることもあるため、保障面も含めて確認しておくことが安心。

こうした条件は人それぞれなので、ローンの借り換えを検討する際は不動産コーディネーターや銀行に相談することをおすすめします。

住宅ローン借り換えのおすすめタイミング

住宅ローンの借り換えを検討するタイミングは、金利や残債、返済期間だけでなく、ライフスタイルや家計の状況を合わせて考えることが大切。

まず、金利差が大きいときは借り換えのチャンスです。
さらに、残りの返済期間が長いほど借り換えのメリットは大きくなります。

逆にいうと、残り期間が数年程度しかない場合は、手数料や諸費用を考慮すると効果が薄くなることもあります。

残債が少ない場合も同様で、借り換え費用を回収できるかどうかの見極めが必要です。

また、家族のライフステージや生活環境の変化もタイミングの目安になります。

子どもの進学や教育費の増加、老後資金の準備など、家計に余裕を持たせたいときは、月々の返済額を減らせる借り換えが有効。

加えて、金利タイプの見直しも重要なポイントです。変動金利から固定金利に切り替えれば、将来の金利上昇による返済負担を抑えられ、安心して生活設計を立てられます。

借り換えは「金利の差」「残り返済期間」「残債の額」「ライフスタイルや将来の安心」の4つを総合的に見て判断するのがベストタイミングの目安です。

焦らず条件を比較・シミュレーションすることで、メリットを生むタイミングを検討ください。

借り換えで注意したい費用

住宅ローンの借り換えは金利を下げて返済負担を軽くできる可能性がありますが、その際にかかる「諸費用」を見落としてしまうと、思ったほどメリットが得られない場合があります。

借り換えを検討する際には、必ず費用面も含めてシミュレーションしておくことが大切。

代表的な費用のひとつが「事務手数料」です。金融機関によって数万円から数十万円かかることもあります、特にネット銀行では手数料を比較的高く設定しているケースもあります。

次に「保証料」。新しいローンを契約するときに必要となり、こちらも数十万円単位で発生することがあります。ただし、保証料を事務手数料に一本化している金融機関もあるため、比較検討が重要です。

また、「抵当権設定・抹消の登記費用」や「司法書士報酬」も必要です。これらは法律上の手続きのため避けられず、合計で数万円から十数万円程度かかります。
さらに、団体信用生命保険の加入条件が変わる場合には、追加の保険料が発生する可能性もあります。

このように、借り換えには数十万円単位のコストが発生するのが一般的です。そのため、「借り換えによって削減できる利息総額が諸費用を上回るか」を必ず確認することがポイント。

特に借入残高が少なくなっている場合や、残りの返済期間が短い場合には、費用負担の方が大きくなってしまうこともあります。

住宅ローン借り換えのデメリット

住宅ローンの借り換えには多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。

まず大きなポイントは「諸費用」です。

借り換えの際には、新しいローンの事務手数料や保証料、抵当権抹消や設定にかかる登記費用、印紙税などが発生します。
これらは数十万円にのぼることもあり、金利差や返済期間によってはかえって損をしてしまう可能性も。

次に「手間と時間」がかかる点です。借り換えには複数の金融機関で比較検討し、審査を受け、契約や登記手続きを行う必要があります。

書類の準備やスケジュール調整など、思った以上に労力を要することもあります。

また、審査に通らない可能性もデメリットのひとつです。
勤続年数が短い、収入が下がった、健康状態に不安があるといった場合には、希望する条件で借り換えできないことがあります。

さらに、団体信用生命保険(団信)の加入条件が厳しくなる場合もあるため注意が必要です。

変動金利に借り換えた場合には、将来的に金利が上昇すれば返済額が増えるリスクもあります。

安心を求めて固定に切り替えるのか、当面の返済額を抑える変動を選ぶのか、ライフプランに合わせた判断が欠かせません。

借り換えは「誰にとっても必ず得になる」わけではなく、費用やリスクも含めて総合的に検討することが大切です。

住宅ローン借り換えの流れ

住宅ローンの借り換えはすぐにできるものではなく、いくつかのステップを踏む必要があります。

全体の流れを知っておくことで、スムーズに進めることができますよ。

ステップ1:情報収集・シミュレーション

まずは現在のローン条件(金利・残債・残り年数)を整理し、借り換えた場合にどのくらいメリットがあるのか試算します。

金融機関のホームページやシミュレーションツールを活用して、金利差や諸費用を含めて比較検討するのが第一歩。

ステップ2:金融機関の選定・事前相談

メリットが見込める場合は、複数の銀行やネット銀行に相談してみましょう。金利だけでなく、手数料や団信の内容、サービス体制もチェックポイントです。
中古リノベを検討の場合などは、不動産コーディネーターに相談してみるのもおすすめ。

ステップ3:審査申し込み

借り換えを希望する金融機関が決まったら、審査を申し込みます。

必要書類として、収入証明(源泉徴収票など)、本人確認書類、現在のローンの返済予定表などを提出するのが一般的。

ステップ4:正式契約・諸費用の支払い

審査に通過すると契約手続きに進みます。このとき、新しいローンの事務手数料や保証料、登記費用などを支払う必要があります。費用の総額は事前に把握しておくことが大切です。

ステップ5:既存ローンの完済と新ローンの実行

新しい金融機関から借り入れた資金で、現在のローンを一括完済します。同時に新ローンの返済がスタートし、団体信用生命保険や抵当権の変更手続きも行われます。

ステップ6:借り換え後の確認

返済が始まったら、返済額や引き落とし口座を再確認しておくと安心です。

このように、借り換えは「情報収集 → 相談 → 審査 → 契約 → 実行 → 確認」という流れで進みます。
手間はかかりますが、しっかり準備すれば家計改善につながる大切なステップとなります。

返済額の見直しで、暮らしに余裕をつくる

住宅ローンの借り換えは、単なる金利の比較や返済額の軽減だけでなく、これからのライフスタイルを見直す機会にもなります。

金利差や返済期間によっては大きなメリットが得られる一方で、諸費用や手続きの手間といったデメリットも存在します。
そのため「本当に得になるかどうか」を見極めることが重要

月々の返済に余裕ができれば、教育費や老後資金の準備、趣味や旅行など生活を豊かにする使い道に回すことができます。

実際に自宅リノベをする際にローンの借り換えも検討してみたところ、返済額が軽減することが発覚!その分、リノベ予算が確保できたケースもありました。

さらに、団体信用生命保険の内容を見直すことで「万一のときの安心」も強化できます。

住宅ローンは借りたら終わりではなく、変えることもできるもの。「知らなかった」という方も多いポイントなので、まずはローンの現状を確認するところからはじめてみてくださいね。

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