WORKS 167
Runsausくつろぐ・食べる・語らうがゆるやかにつながるLDKは、大きく開かれた空間。 リビングのスケールに呼応したキッチンは調理のしやすさに加え、空間全体を見渡すことで暮らしの中心としての役割も果たします。 その一角に設けたのは、小さなヌック。 囲まれた安心感の中で本を読んだり、子どもが遊んだり、静かに体を休めたり。 ひとつの「小さく開く場所」があることで、空間に静と動の対比が生まれました。 さらに、角部屋ならではの光の入り方や風の抜けもこの住まいの魅力。 自然の流れをたどるように整えた間取りが、家のどこにいても外とのつながりを感じさせてくれます。 こうした過ごし方に選択肢があるからこそ、暮らしが豊かになる。 広さとこもり感。おおらかな場所とひっそりとした場所。 そのコントラストが、生活にメリハリをもたらします。
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DESIGN PLAN
プラン概要素材の質感を活かした、やわらかなトーンのインテリアに。 LDKにはオーク材のパーケットフローリングを採用し、天井や壁はホワイトの塗装で仕上げることで、素材が際立つ空間になりました。 キッチンの腰壁にも同じオーク材を用い、全体に統一感をもたせています。 一方で、今回のリノベーションでは断熱性の向上も大きなテーマに。 インナーサッシの設置や、床下・壁への断熱材追加、さらに土間からの冷気を防ぐ引戸の設置など、複数の対策を取り入れました。その結果、お客さまからは「初めての冬も快適に過ごせた」との声も。 また、室内廊下と並行するようにレイアウトした大容量のウォークスルークローゼットも、この住まいの特徴のひとつ。 土間・ホール・パウダールームのどこからでもアクセスできる動線が、日々の使いやすさを高めています。 こうして、住まいのポテンシャルを丁寧に引き出すことで、暮らしが自然と整いました。
- 工期
- 4ヶ月半
- 改装費用
- ー
- 施工面積
- 104.85㎡
- 家族構成
- 夫婦+子ども1人
- 築年数
- 20年
- 所在地
- 宝塚市