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水まわり以外にも使える「フロアタイル」をリノベーションで取り入れる

リノベーションで床材の検討をしていると「フロアタイル」という素材を見聞きする機会があるのでは?

あまり馴染みのない内装材なだけに「フローリングとどうやって使い分ける?」「タイルではないの?」という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。

そこで今回はリノベーションで多く使われている「フロアタイル」をご紹介します。

気になっていたあの事例の床材に、実はフロアタイルを使っていることも。そんな、フロアタイルを使ったリノベーション事例も集めました。ぜひ、ご覧くださいね。

フロアタイルとは?

(△上記事例・洗面所の床にフロアタイルを使用しています)

フロアタイルとはタイル状をした、ポリ塩化ビニル素材の床材を意味することが一般的です。素材の名前から「塩ビタイル」「ビニルタイル」と呼ばれることもあります。

□お手入れのしやすさが魅力

特徴は耐水性・防汚性が高く、キッチン・洗面所・トイレ・玄関など水まわりや汚れがつきやすい場所の床材として広く使用されています。

水で濡れてしまっても染みになりにくく、汚れても拭き掃除がしやすいので、取り扱いが簡単なのは生活する上で助かります。

□デザインが意外と豊富

モルタル調や石目柄から木目調まで、デザインの幅が広いことも特徴です。木目の凹凸までリアルに表現されているので、画像ではフローリングとの見分けがつかないことも。

サイズはタイル調の場合30cm角・45cm角・60cm角など色々なパターンがあり、タイルと似たサイズ展開です。木目調の場合は、幅はフローリングと似たサイズ展開ですが、長さは91cmの物が多いのでフローリングよりも短い印象を受けます。

□表面は冷たいけれど、床暖房対応可能なものも有り

フロアタイルの表面はフローリングと比べると冷たく感じやすいです。冷たさが気になる場合は、床暖房対応のフロアタイルもあるので、キッチンやリビングなど部屋ごとで床暖房の導入を検討しても良いですね。

タイル・クッションフロアとの違い

□タイルとフロアタイルの違いとは?

(△上記事例の床にタイルを使用しています)

1つ目の違いは「素材」です。フロアタイルは「塩化ビニル素材」に対し、床材として使用するタイルは「磁器質・大理石・天然石」などが多いです。手触りや体感温度にも違いがあるので、検討の際にはサンプルを比較してみるとわかりやすいですよ。

2つ目の違いは「目地の有無」です。タイルを施工する際に多くは、タイル保護のために隙間をあけてタイルを配置し、隙間に目地材を詰めます。(稀に目地が無いタイル施工もあります)

一方、フロアタイルでは一般的に目地は作らずに突きつけてフロアタイルを貼ります。目地が無いので木目調でも自然なフローリング張りの雰囲気に仕上がりますよ。

ちなみに、フロアタイルで目地を取り入れたい場合に「目地棒」というパーツを使うことでタイル張りの雰囲気に仕上げられます。

(△上記事例の床にフロアタイルと目地棒を使用しています)

□クッションフロアとフロアタイルの違いとは?

(△上記事例の床[柄あり]にクッションフロアを使用しています)

どちらも塩化ビニル素材の床材ですが、1つ目の違いは「形状」です。フロアタイルは一枚一枚が独立したタイル状であるのに対し、クッションフロアはシート状です。

クッションフロアは部屋の大きさに合わせてシートをカットして貼るので、フロアタイルよりも継ぎ目が少なく仕上がります。

2つ目の違いは「厚み」です。タイルが厚み約10mm・フロアタイルが厚み約3mmに対し、クッションフロアは厚み約1.5〜2mmの物が一般的です。

注意点ですが、クッションフロアではペットの爪やフォークの先など鋭利な物で傷や穴が開くことがあります。強度を重視したい場合はタイルやフロアタイルの使用をおすすめします。

ちなみに、工事費については高額な順に、タイル→フロアタイル→クッションフロアとなります。工事費検討の際には参考にしてくださいね。

リビングにフロアタイルを使ったリノベーション事例

事例01□フロアタイルで使い勝手の良さとデザイン性を両立する

リビングに貼ったダークブラウン色をした木目柄の床材はフロアタイルです。濃淡のある色味や凹凸を表現した表面は、フローリングに見間違えますね。

フロアタイルは水濡れに強く、傷もつきにくいので、小さなお子さまやペットを飼っている方には使い勝手も良くおすすめです。

特にフロアタイルの表面にある凹凸はペットの足が滑りにくい効果もありますよ。

■紹介の事例はこちら:骨太キッチンが主役の家[Click Here]

事例02□グレーカラーのフロアタイルを部屋全体に取り入れる

リビングからキッチンへ、そして部屋も廊下にも統一して床にグレーのフロアタイルを貼りました。

床材を揃えることで家全体に統一感が生まれます。床材の切り替えが無いことで部屋が広く感じやすいよ。

■紹介の事例はこちら:THE PASSAGE[Click Here]

事例03□ホテルライクな空間でも使えるフロアタイル

色の数や色調を抑えたホテルライクな空間では、実は床にフロアタイルを使用しています。

キッチンの石目柄の床材とリビングの木目柄の床材は、どちらもフロアタイルです。

フロアタイルは色味やデザインが豊富なので、ホテルライクなインテリアにも相性の良い物もありますよ。

■紹介の事例はこちら:yokohama flat[Click Here]

事例04□フロアタイルでモルタル調を表現する

一見、リビングの床はモルタル?と思わせるこちらの事例ですが、実はモルタル調のフロアタイルを貼っています。

モルタルではクラックが入ってしまったり、水染みや汚れが落ちにくいこともあるので、生活での取り扱いはフロアタイルの方が容易に感じる意見も多いですよ。

モルタル床が心配な場合には、モルタル調のフロアタイルという選択もおすすめです。

■紹介の事例はこちら:見知らぬ、天井[Click Here]

以上がフロアタイルについてのご紹介でした。

近頃のリノベーションでは石目柄やモルタル調のデザインが広く使われているフロアタイルですが、木目柄のデザインも充実していますよ。フローリングのお手入れに不安を感じる場合にはフロアタイルを使う方法もおすすめです。

フロアタイルをデザインやお手入れのしやすさなど、目的に合わせて上手く使い分けると、住み良い家のリノベーションに近づきます。ぜひ、お試しくださいね。

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